トップ動 詞hear, listen to

hear, listen to「聞く」意味の違い、使い分け

 以前、読み上げられる英文を聞いて質問に答えるようなテストのこと
 を、「ヒアリングテスト」と言っていました。

 また、いろいろなところで「ヒアリング力」が不足とか、あるいは十
 分などと言うような言い方もしていました。

 しかし、現在は「ヒアリングテスト」ではなく「listening test」と
 言うように変わりました。

 外国語学習でいう日本語の「ヒアリング」は、英語では listening
 と言うことなのです。

 むしろ hearing は、「聴力」などの意味で使われているようです。
 ・He is hard of hearing.
  彼は耳が遠い。

 今回は、hear および listen to の違いを学習します。


hear : (自然に)聞こえる、聞く

 聴覚を表わす言葉の中では最も一般的な意味を持っていて、「見る」
 の see と同様に、「聞く」という自覚しての行為から、「聞こえる」
 と自覚なしでの行為まで、幅広い意味を表します。

 ちなみに、I can't hear you. は「あなたの声(話し)が聞こえない」
 という意味になります。

 例文
 ・I've heard that story four times before.
  その話は前に4回も聞いたよ。

 ・Can you hear me ?
  (電話などで)聞えますか ?

 ・Raise your arm when you hear the sound.
  その音が聞えたら、手をあげて下さい。

 ・I hear (that) he has recently got married.
  最近、彼は結婚したそうだ。

 

listen to : (意識的に聞こうとして)耳を傾ける、聞く

 「見る」の watch に対応し、意識的な行為を表します。

 音楽を聴いたり人の話を聞いたりする場合のように、ある程度の時間、
 対象に注意を向けているというニュアンスがあります。

 そこから「耳を傾ける」という意味合いになっています。

 したがって、「私の話を聞きなさい」という意味では、
 Listen to me. が正しくて、Hear me. とは言いません。

 例文
 ・I usually listen to music when I exercise.
  いつも音楽を聴きながら運動しています。

 ・I listened hard, but heard nothing.
  耳をすましたら何も聞えなかった。

 ・Let's listen to the music one more time.
  もう一度その音楽を聞いてみましょう。

 ・My father was listening to jazz on the radio.
  父はラジオでジャズを聴いていた。

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