トップ名 詞capacity, faculty, ability, talent

capacity, faculty, ability, talent「能力」意味の違い、使い分け

「能力」 を表す語として、以前の記事ではabilitytalent、そしてcapabilityの3つについてまとめました。

今回は、同じ意味をもっていて、さらに違うニュアンスとなる2つの語、capacityfacultyについて、先のability等の語と対比しながらまとめ直してみました。


① capacity:人・物がもつ潜在的な可能性を含む能力

capacity

主にもともとから備わっている処理能力、適応能力、外国語や楽器を習得する潜在能力を指します。例えば、言語の習得では、「(母国語を) 話す」という先天的な能力はcapacityで、学習・教育によって身につく「書く」という後天的な能力はabilityということになります。

これら2つの語の違いは、abilityが人の能力のみを指すのに対して、capacityは人と物の両方の能力を指すことで、「物がもつ潜在的な可能性を含む能力」も含まれています。

例文:
That large hall has a capacity of 5,000.
あの大ホールの収容能力は5,000人です。

I think Mr. Collins has the capacity to cope with any problem.
コリンズ氏にはどんな問題でも処理できる能力があると思います。

 

② faculty:先天的・後天的に備わった特殊な知的能力や才能

faculty

先天的・後天的に備わった特殊な知的能力や才能、生活する上での如才なさなどを指します。

例文:
She has a faculty for making her friends happy.
彼女には友達を楽しませる才能がありますね。

Sally has a faculty for understanding other's problems.
サリーには人が抱える問題を理解する能力がある。

③ ability:物ごとを成し得る知的・肉体的能力

ability

「能力」を表す最も一般的な語。人がある事を立派に成しうる知的・肉体的な能力のこと。
つまり、「実際に物ごとを処理できる能力」を表します。先天的な能力、及び後天的な能力の両方をいいます。

例文:
This is a job beyond my abilities.
これは私の能力ではできない仕事です。

My grandfather is losing his ability to speak.
祖父は言語能力が衰えつつあります。
 

 

④ talent:生まれつきの特殊な分野の能力・才能 (特に芸術分野)

talent

訓練などによって高まる特殊な分野の才能のこと。
もって生まれた能力に加えて、努力によってさらに高められる芸術や音楽、体育などの才能を指します。

例文:
Jake has a talent for music.
ジェイクには音楽の才能があるね。

I have no talent for foreign languages.
私には外国語の才能は全くありません。
 
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