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all, whole「全部の」意味の違い、使い分け

「全部、全体」などの意味を表す2つの類義語、allwhole.
どちらの語も全てそろった状態を一つと見る、同じ意味を表しているように見えますが、実はその意味するところが若干異なっています。使い方でも迷いやすい単語の一つになりますので、今回はその違いと使い分けについて整理してみました。

all : (複数のものの)全部

all

all the ~s や all of the ~s は、~がたくさんあって、そのたくさんあるものをひとまとめにして「全部」と言う意味になります。

all とall of は、the や these、そして your や their、さらに複数形の名詞の前に置かれます。all these years(この数年)複数の語の前に置かれます。

また、all day long や all over the world などのように、複数形でないものとくっついた all もあって、こちらの意味は、どちらかと言うと whole と同じような意味の「全部」を表します。

ですが、そのときのニュアンスにもわずかな違いがあります。

例えば、
I was in Hawaii for the whole year.
 私はまるまる1年ハワイにいました。
と言えば、

その1年はずっとハワイだけにいて、他の国へは一切出かけていないというようなニュアンス。

そして、
The shop opens all year.
 その店は1年を通して営業中です。
という場合は、

どこかで一時的に営業を休むというようなことはなく1年中営業しているけれど、定休日などはあって完全な年中無休というわけではないというニュアンスになります。

all は大雑把な「全部」という感じですが、whole の場合は「まるまる全部」という感じのニュアンスです。

例文:
・I can eat all cakes.
 私は全部のケーキを食べられます。

・I have to clean all rooms.
 私は(建物の中の)すべての部屋を掃除しなくてはならない。

・All of the defendants were proved guilty yesterday.
 昨日、被告人全員の有罪が立証されました。

whole : (1つのものの)全体

whole

whole は、ある1つのものがあって、「その全体」と言う意味での「全部」になります。従って、the whole world というときには、「世界全体」という意味になります。

定冠詞や名詞の所有格などがあれば、whole はその後に置かれます。
the whole of という形のときは単数名詞の前に置いて使われ、固有名詞と一緒に使うこともできます。

また、定冠詞や名詞の所有格などがない場合には、単数の名詞と一緒に使うことはできません。さらに複数形の名詞や地名などの固有名詞を直接修飾することもできません。そのようなときには all が使われます。

例文:
・I can eat the whole box of cakes.
 私はこの箱のケーキ全部を食べれます。

・I have to clean the whole room.
 私は部屋全体を掃除しなくてはならない。

・I couldn't take a bath for a whole week.
 まる1週間、お風呂に入れませんでした。
 
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