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第43話:堅気になるときは足ではなく手を洗う

比喩表現には文化が表れているものですが、同じように人間の手足を使った言い回しでも、日本語と英語で違った意味をもつものがあります。

なかでも面白いのは、悪い世界との関係を断って「足を洗う」という表現。

もしも直訳して、
I washed my feet.
と言った場合、「私は足を洗った」というそのものの意味にしかなりません。

「足を洗う」に相当する言い回しを捜してみると、
wash one's hands of ~ が見つかります。

「足」ではなく「手を洗う」のが、日本語の「足を洗う」という意味にあたるのです。

wash foots wash hands
 

 

日本語でも「手を切る」という言い方をしますので、
「足を洗う」→「関係を断つ」→「手を切る」
と連想していくと、覚えやすいかも知れません。

英語で「手を洗う」と表現するのは、悪事に染まったりすると手が汚れると、とらえられているからのようです。

その証拠に
with clean hands
は、「清廉潔白である」という意味になります。

日本語でも「手を汚す」という言い方があるので、
clean hands
のイメージはわかりやすいですね。

また、hand には「やり口」「手法」といった意味もあって、
dirty hand
と言えば、「汚いやり方」という意味になります。

くれぐれも、手はきれいに保ちたいものですね!

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