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ワンランク上の英語を身につける具体的やり方

■記事のポイント:
文の性質を決めているのは「動詞」
場面に応じた適切なものがあり、結びつきやすい名詞や副詞がある
動詞のレベルと使い分けを知り周りの語句をセットで覚えるのが近道

今回は、ワンランク上の英語を身につけるには何が必要かという部分に
ついて、具体的に考えます。

英語の場合、文の各要素のうちで何が文の性質やニュアンスを決めるの
でしょうか?

「この文はどういうときに使うのですか?」と聞いたとき、よくその文
の性質と使い分けの説明では、
フォーマルインフォーマル
ポライトカジュアル
というグループで大きく分類されています。

意味としては、ご存知のように次の通りです。

formal casual

formal  堅苦しい、よそよそしい、型通りの、正式な
informal 形式張らない、堅苦しくない、非公式の、普段の、砕けた

polite  丁寧な、礼儀正しい、上品な、教養のある
casual  砕けた、略式の、平常通りの

それぞれにはもっと細かい分類があると思いますが、代表的なものとし
ては上記の4グループと、あと他には口語/文語、つまり日常会話文と
筆記文の使い分けがあります。

実は、英語の文の性質を決めているのは、ほとんどの場合「動詞」なの
です。動詞が文の中心にあって、それが強く働きかけて文の色合いが
決まっています。

英語だけに限らずほとんどの言語において、文というはものは、
「動詞」と「名詞」、そして「形容詞」や「副詞」など
から構成されています。

そして英語の場合、「動詞」がその中心的な位置となっているのです。
そして、その周りに「名詞」「形容詞」「副詞」などが並んでいると
いうイメージになります。

ここで一つ例を上げて、確認してみます。

「拒絶する」という意味の単語に、「refuse」という動詞があります。

ネイティブの人がこの動詞をどのように使うのかを調べてみると、
この動詞に結びつきやすい単語などが見えてきます。

例えば、
The patient's body refuses transplant organs.
(患者の体が移植臓器に拒否反応を起こす)

という文があるとします。
ところが通常の文では、このような使い方はまずありません。
実際は「refuse」ではなくて「reject」が使われるのです。

refuse, reject, decline」のページにも書いている通り、reject
refuse よりも強い「断固たる拒絶(=拒む)」という意味合いであり、

refuse は直接的で明確な拒絶 を意味して、相手からの申し出や提案、
要求されている行為などに対して、それを受け入れないという強い意思
表示を示す語になります。「強く断る」というニュアンスですね。

従って、
・提案を拒絶する   refuse a proposal
・断固として拒絶する refuse resolutely
のような言い回しは、とても頻繁に見ることができます。

つまり、動詞には場面に応じた適切なものがあり、またそれに結びつき
やすい名詞や副詞があるのです。

動詞の使うべきポイントを知って使いこなせるようになれば、おのずと
その動詞と相性の良い名詞や副詞などもいっしょに頭に入ってくるので
す。

むしろ、動詞と相性の良い名詞がセットで使われる・・と考えるくらい
の方が、より実用的で正しい取り組み方だと思っています。

なぜなら、動詞と名詞がセットで頭に浮かべば、会話がとてもスムーズ
にできるようになるからです。

一方、名詞や形容詞を一つ一つ単独で覚えた場合には、残念ながらそこ
までの拡張性はありません。

ある数の名詞を覚えるとしたら、同じ数の動詞を覚えた方がずっと語彙
が広がり、それをセットで使い分けれるようになった場合、英語特有の
言い回しがしっかりと身に付くのです。

つまりネイティブの人が違和感を覚えるようなことのない、正しい
「伝わる英語」が話せるようになるということなのです。

また、もう一つのポイントがあります。

動詞と名詞の結びつきや組合せには、相性のようなものがあるのですが、
更にあるレベルの動詞には同じレベルの単語が結びつき易いという傾向
があります。

つまり、初級の簡単な動詞は、子供でも知っているような簡単な名詞や
副詞とつながる傾向があるのです。

中級以上の動詞はきちんと教育を受けた人が使うような、少しレベルの
高い単語と一緒に使われることが多いのです。

従って、
覚える動詞のレベルを上げると、自然にほかの語彙もレベルアップし、
最終的には英語力が全体的に向上するというわけです。

既に書いたように、そうした動詞とほかの単語との「つながり」こそが、
ネイティブに伝わりやすい、聞いていて違和感のない英語を生み出して
くれるのです。

英語力をあげたいなら、とにかく「動詞」なのです。

動詞のレベル を知り その使い分けを知る こと。
そしてその「動詞」の周りにある語句を セットで覚えていく

これが、ワンランク上の英語を身につけるための近道なのです。

■関連の記事:
 ・英単語を使い分ける意味
 ・ワンランク上の英語を身につけるために
 
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